ドクター・バスコの著書「愛犬の食事療法」の使用に関してのご質問

先生がレシピに使用している材料の中には、一般的には犬に疾患があるときには使用しないほうがよいというものも含まれています。それは、その材料を大量に使っているわけでもなく、その程度の量であれば薬にこそなれ害にはならないという、長年にわたる先生の研究結果に基づくものなのです。それ以上に、犬が食欲を増す香りや味をほんの少々追加するだけで、犬の食事がすすむようになり、結果的には健康へと導けるのです。

以下は、先生からの説明です。...

食品とは、成分を混ぜ合わせ、脂肪、タンパク質、炭水化物、ミネラル、カロリーの量を正確に摂取する以上のものです

健康でバランスのとれた食事を用意することは

芸術であり精神鍛錬でもあります

私の本と私が与える栄養アドバイスは、私が動物と私のクライアントのために45年以上にわたり、研究、調査、経験、家庭で食べ物を準備してきた多くの分野の経験に基づいています。

私の本はレシピを使用しながら、自分のレシピをあなたの犬のための特別なものにするために、十分な知識を身につけるための一般的なガイドです。

Face BookにおけるPet Peopleで、私のレシピのいくつかについて質問を受けました。私には、動物の栄養研究のさまざまなレベルを説明する良いチャンスだと思います。

私の本に寄稿した分野は次のとおりです：

I. 私は1968年以来、アメリカの飼料ロット（食糧生産のための動物）、食品産業とビジネス、そしてペットフード企業を扱っています。（科学の哲学は脂肪、タンパク質、炭水化物、ミネラル、ビタミン、 最低限必要な日数、人間の食品廃棄物をペットフードへのリサイクル）.

成分、鮮度、起源、化学物質、農薬の含有量、多様性については言及していません。 代わりに、それは量についてであって、成分の品質ではありません。

ほとんどの獣医師やペット所有者は、この哲学で栄養について学んでいます。 これは、獣医学校によって教えられた栄養のレベルです。

II. 現代食品化学

(a) 人類学：何世紀にもわたる人間と動物の進化

私たちは先祖によって作られた「製品」であり、何を食べるかもその頃から「プログラム」されたものを食しています。

バイオ人類学の調査

したがって、近代の人間は、祖先が食べ物を廃品回収のような方法で得ていた時代から熟練したハンター、そして食糧採取者から食糧生産者への進化の旅の間に食べてきたものを何等かの形で取り入れる必要があるのです。

違った品種の犬は、違った種類の食べ物をお互いに必要とするのです。

人々と犬は、彼らの祖先が文化の起源から食べた種類の食べ物を食べるべきなのです。 例：フランスのプードルは、アイルランドのウォルフハウンド（写真）が食べるものを食べてはいけません。 あるいは、メキシコの食べ物だけを食べている日本人は、地元の食べ物を食べているようには健康ではありません。 これは、ヒトおよびイヌのDNAの研究に基づいています。

(b) 食物が体内でどのように働くかを理解するためには、食生活の生化学とそれが体にどのように影響するかを研究する必要があります。

フェイスブックやウェブサイトで質問してもらうと......。 皆さんからは、しばしば. "この野菜はカリウムが多すぎる、またはこの肉はリンが高すぎる"という疑問が寄せられます。

大部分の獣医師は忘れてしまって、ほとんどのペット所有者は知らないことなのですが、体というものは消化作業を行い、どのような食べ物が食べられるかによって食物をさまざまな方法で栄養素に分解します。

例：脂肪、繊維、タンパク質、単純炭水化物、合成化学鉱物、骨を含む食品からのカロリー、糖、カルシウム、またはリン......。 これらは消化され、代謝され、同化され、利用され、代謝性廃棄物が除去されます.........しかしすべていろいろな条件により異なってはきます。

だから、おそらく食物には薬用キノコのようなリンの量が多いように見えるかもしれませんが、実際は......。 キノコのメリットは、リンに対して心配するよりはるかに上回ります。なぜなら、「薬」として使われているからです。 また、私の本で使用している量は、少量を使用しています。 多くの野菜や食品は、特定の弱点や欠点を治療するのに有益です。 ペットフードにおける西洋の薬は、その重要性を認めていません。

(c) マイクロバイオームの研究：私たちの免疫系の70％を占める消化管内の細菌は、食品を消化するのに役立ち、栄養成分とビタミンを作ります。 ストレス、薬物、化学物質、抗生物質は、消化器系の問題やアレルギーの原因となる細菌を変える可能性があります。

(d) 東洋伝統医学と食物療法の研究

哲学

食べ物について忘れていること

食べることによって、私たちは太陽、雨、熱、寒さ、乾燥、湿度を体現化するのです。

「私たちは自然の力の宇宙相互作用に栄養を与えます・・・身体に栄養を与え、本質と精神を再生するのです。

古代の知恵

・自然と調和をして食す

・自分の身体と調和が取れるものを食べる

・地元で取れるものを食べる

・気候の変化と共に季節のものを食べる

・瞑想、愛、意図、知識を持って食事を作る

・食物や植物は私たちに食べることによりどんな恩恵があるかのヒントを与えてくれる：味、色、形、土壌、生息地（それが育った土地）を観察する

"自然と調和し、身体のバランスをとって食べる。

生きるために食べ、食べるために生きるのではない"

東洋医学と食品療法の他の重要な側面のいくつかは次のとおりです。

A. 個人を手当する...病気を治療するのではない。 動物の弱点と強み、過去の健康や病歴、品種（人種）を理解し、食品を使用して個体とのバランスを取る。

B. 地元や季節に成長するものを食べる。 船、飛行機、電車、トラックによる輸送のために、人々は他国の食糧を大量に食べており、この食糧の一部は健康ではありません。

生物学的に...動物や人間は、生存と最適な健康をサポートする食べ物を食べるためにコンピュータのように「プログラム」されています。 犬の品種の起源を理解し、その後もともと最も一般的に使用されている食物を食べる。 季節が自然とバランスをとるように食物を変えましょう。

例：冬には暖かい食事を与えます（鶏肉、生姜、子羊、赤い魚）そして夏には冷たい食事を与えます。例：新鮮なグリーン、魚、卵、豆腐。 このマクロビオティック食品の原則は、存在を自然と結びつけます。

C. 個々の動物によって味、色、エネルギー、および伝統的な文化的医薬用途を使用して食品のバランスをとる方法のスキルを学ぶ。

伝統的な中国医学、日本の精神的な慣習（仏教、神道）、食べ物の準備（和食）の影響を受け、マクロビオティックスは日本で生まれました。 コンセプトには、あなたの文化と適切な季節に基づいて適度に摂取し、健康な食べ物を食べること、そしてカンポのハーブ療法、マッサージ、運動を使用して健康を保ち、癒しを改善することが含まれます。

あなたの文化と適切な季節に基づいて適度な健康的な食べ物で、そして健康と癒しを保つために、漢方薬、マッサージ、運動を使用してください。

https://www.kushiinstitute.org/what-is-macrobiotics/

https://www.goodreads.com/book/show/798477.The_Macrobiotic_Way

最適の栄養に関するアドバイスは？

・科学からの最適な考え方

・伝統的東洋医学、マクロビと和食からの哲学と方法

私の本、ラジオショー、私の講義は、上記のような栄養学のさまざまな分野に基づいています。 私の本は、医学、健康環境、進化、人類学、伝統的な健康慣行としての食べ物研究の世界観を表しています。

食べ物は、ドッグフードの袋やそのラベルに記載されているように、「最低限の日々の必要条件」ではなく、最適な健康状態をサポートする必要があります。

現在の栄養についての一般的な理解は、ペットフード産業が健康と指示する内容に基づいています......。 カロリー、脂肪、タンパク質、炭水化物、ミネラル...のみ。 最低限の日々の必要条件に基づいた科学で、皆さんには同じ種類の食糧を供給し、食糧、栄養、および長期的な健康と長生きの非常に狭い見方を提供します。

従来の西洋の哲学：食料に対する敬意はありません。 食べ物を食べるためのアートや精神的な要素はありません。 愛はありません。 あなたの台所で食べ物を作ることは美しい音楽を作ることのようなものです。

私の本は、あなたの犬を健康に保つのを支援することです。その過程で、あなたは「食物の力」を学びます。 食物はカロリー、脂肪、タンパク質、ミネラル以上のものです。 食べ物は神聖です。 あなたはあなたが食べるものになる。 あなたのペットに与えるものは、それらを健康にしたり、徐々に病気にするでしょう。

欧米の栄養哲学は実際には機能しません。 アメリカ人を殺す上位5つの疾患は、がん、脳卒中、心臓病、腎不全、糖尿病などの貧しいアメリカの食生活と関連しています。

これは、あなたが従いたい食料の哲学でしょうか？